KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合

5月3日1部と6日1部を見てきました。今回はもう完全にミセラレタ!セツナクオテアゲ状態で、もっと見たかった聞きたかった感じたかったよぉぉぉっと大人げのかけらもなくジトジトしています(しっかり32歳!!)。久しぶり、お腹の底からの飢餓感。関ジャニ∞は最っ高にかっこいいグループです。


・とにかくダンスを!
・既存曲にアレンジを!
・メンバーシャッフルユニットを!
このところパターン化してきたエイトコンにおいて、私が望んだのはとにかく“変化”でした(上記は特に強く願ったもの)。既存曲アレンジは嵐コンを見て、グループ内メンバーシャッフルユニットはニウスコンを見て、「いいなー」と指をくわえて帰ってきたからです。ダンスアレンジを加えるだけでも随分と楽曲の印象は変わり飽きさせないし、メンバーシャッフルは大所帯グループだからこそできる遊び心だし。定番は強くて安心だけれど、冒険のドキドキ感が欲しい!でも今は守りに入って基盤を固めてる時期なのかなぁ、とぼんやり思っていました。
今回のエイトコンは、そんな私の身勝手願望をほぼ実現してみせてくれました(除く:レンジャー)。神様仏様ヤラトモユキ様!私もヤラ様信者に仲間入りしてもいいですか!?こんなにもコンパクトでテンポ良くてスタイリッシュ(除く:レンジャー)なコンサートになったのは、ヤラっちという外部からの風が吹き込んでくれたからこそだと思います。エイトさんは自己ブランド(というとカッコイイですが、芸風と言った方がしっくりくるかなー?)を確立する力に優れてるけれど、それだけに身内(えいたー含む)でガッチリ固めてしまって風通しが悪い、内部にいてすらそんな気がするので(だからこそ、外から見たら「宗教コワイ」ってなるのかなぁと)、やはりたまには荒療治で風穴をこじ開けるの大事!って思いました。
ダンサンブルな内容とか、外部からの構成参加とか、今後もコンサートに重きを置いていくだろうエイトさんにとっては、今回はあくまで“実験的”な通過点なんだろうなぁと。今ツアー限り(じゃないとオッさんたち身体もたないよね…)というプレミア感があるからこそ、もっともーっと見たかったーという欲がついつい出てしまいます。映像化もきっと難しそうですし…(“実験的”というのが大きいと思いますが、捉え方によってはあまりにも強いメッセージを含むように見える内容なので)。
うだうだ書きましたが、とにかく結論として今回の試みは私的にだーいまーんぞーく!でした。以下、さらにポイントポイントで印象的だったものの感想です。


●OP前に流れる「メンバー、意気込みを語る」映像は、エイトさんお得意「しょーっもなっ!」感満載でした(笑)。オリスタ(4/28号)のコンレポ頁が、ストライクでポイントついた写真を掲載していてさすがっ!マルマルのゴールドトレンチ?が私服なのか、それだけが気がかり(怪しすぎます…)

●「ワッハッハー」って、かわいい小技踊り満載なんですねー。TVでフルサイズきっちりと見たかったです。一緒に歌うと自然と笑顔になるあたり、やっぱりこの曲は偉大なのかも

●全身を使ったダイナミックなドラム。やっぱりクララのドラムが好きです!以前のように重力にまかせるだけでなく、音がスコーンと抜けるようになって心地いいなー…と盲目なシロウトが呟いてみます。二の腕!二の腕!むっちむち!(落ち着け32歳)

●アグリでスティック回転きたっ!マボ兄ィの華麗な回転技にはもちろん及びませんが、とにかく高く掲げたしなやかな(むちってるけれど)腕をおいしくいただきました

●ソロコーナーでは、メンバー選抜隊が各ソロ曲のバックダンサーをお務め。これっ!こういうのも見たい見たいとつねづね吠えていたんです!かつて松竹座では目玉的パフォーマンスの位置づけだったのになーと(私的に)

●オープヨにはクラマル。復活!タキシード仮面様(ドラキュラ公爵でもOK)は残念ながらならずでしたが…(振り付けが変わってたので)。機械的な振り付けが、とってもヤラっちテイストです。軟体系のクラマルにかかれば、ロボットダンスもしなやかで流れるようでした(実際、クララはちょっと流し気味に見えましたが…スタミナ切れ?)。ラスト、3人揃って奈落にシュンッと吸い込まれる図がすごく面白かった

フォワードにやすば。ミニマム!ちっさいかわいいちっさいかわいい。ヤススってホントにダンスが上手いんだなぁ。そしてダンスを楽しんでる感じ。ばるたんはぴっちりタイトなロングスカート(巻き物?)だったのでかなり踊りにくそうでしたが、それでも3日はバリバリ踊ってらっしゃいました。6日はお疲れだったのか、かなりの抜き加減

●コンフュージョンにクララ。クララの身体が…非常に重そうだ…。キミくんダンスの方が軽いと感じる日がくるなんて!さすがご自身のソロナンバーだけに、バリバリキレてましたです。弧を描いて飛び散る汗が美しい!

●わたし鏡にキミくん。にが笑い。それに尽きる(というかそれ位…)

マジックワードに錦戸さま。客席に向かってよりも、自分自身に「パーン」と投げかける率が高かった気がします(胸元で小さく)。自己啓発?自己暗示?

●バタフライに山田。が…がっきたい……っっ!!おどるがっきたいっ!やはり楽器隊は踊り子要員でありました。ヤススのキレがハンパない。真摯な面付きで踊るマルマルが美しくてクラク

●愛してる愛してない。やはり大トリはこうでなければ!ヨコヒナシンメをバックに、というのは、さほど“三馬鹿”括りに執着のない私でもググッときましたが、終盤で残りメンバーも現れ6人を携えて…という構図にはぎゃーっと叫びそうに。「今気付いた〜」のステップを一斉に踏む光景は圧巻でした

●私は古くさい昭和脳の持ち主なので、グループ内ヒエラルキーというのに憧れすら抱いています。わっちゃわちゃもみくちゃ状態のエイト内においても、根っこ部分には「ボス三馬鹿>>(超えられない壁)>>錦戸さま>>>>>>最下層山田/傍観者:クララ」という構図が変わらずあって欲しいのです。力ある者に敬意を払って服従というのはナチュラルな図で、歌唱においてばるたんは絶対。だから、「愛してる愛してない」の演出がガッツーンと響いたのでした。ちなみにレイニーでばるたんの周りをくるくる回る演出も、同じ原理で欠かせない


…長くなったのでいったんあげます。