ヤッターヤッターヤッターマーンッ!!

予定よりだいぶ早く、土曜日に映画「ヤッターマン」を観てきました。レディースデーにでもひっそりと…のつもりだったのが、なぜだか公開初日にはりきって突撃。前売券を買っていたわけでもなく、ほぼ正規料金で。正規料金で映画を観る=負け、とついつい思ってしまうのは作品への冒涜でしょうか…。
嵐っこの活躍がめざましすぎて、SHOW様の広報活動など映画に関する前情報をほとんど仕入れられなかったので、ほぼまっさらに近い状態で臨みました。



  • アニメ(漫画)の実写化というと、どうしても残念感がそこはかとなく漂ってしまう…という先入観があり*1ヤッターマンに対しても正直どうだろ…と思っていたのですが。大丈夫でした!むしろ、オトナの本気仕事に圧倒されまくり。というか大人げなく本気出しすぎ(笑)
  • 特に、ドロンジョ様に対する(オッサンたちの)執念にただならぬものを感じました(笑)。この映画が“主役:ドロンジョ様”というのは、宣伝の力の入れようでおおよそ察しはついてましたがやっぱり!
  • 深キョン、ホントにキュートだったー。ドクロネイルの細かさがニクい!レッドチェリーのように真っ赤な唇には、オッサンならずとも食らいつきたくなりました!09年現在、赤いルージュが日本一似合う二十代女優だと思います
  • 博士の娘役(岡本杏理ちゃん)の潔さに惚れ惚れしました。オッサンたち(制作サイド)の執拗な羞恥要求を涼しげな顔でこなす様はとてもかっこいい。ちょっと栗山千明ちゃん(ダイスキ!)を彷彿とさせました
  • サダヲ(博士)はやっぱりただでは転ばなかった!怪演!スゴすぎる!
  • ドロンジョ一味(と博士父娘)が強烈すぎて、ヤッターカップル(1号2号)が圧されてる…と言えなくもないんですが、そもそも「ヤッターマン」ってそういうアニメ(主人公のハズなのに印象が薄い)だったと記憶しているので無問題です
  • 随所に感じる毒っ気。子どもが見ても楽しめる映画だとは思うけれど(実際、周囲から子どもの笑い声が幾度となくあがっていたし)、きっといい年した大人のほうがもっと楽しい。もっと言えば、70〜80年代に幼少期を過ごした世代が一番ドンピシャなのでは?と思うほど。ツボどころに平成の新しさはないけれど(笑)、古いとも感じない、76年生まれの私にはちょうどいい塩梅かも。70年代に生まれて良かった!
  • そして、日ごろのSHOW様の所業を知っているからこそ、ガンちゃん(1号)のあれこれを見てニヤニヤできる。2倍楽しい。嵐を好きで良かった!
  • エンドロール、疾走するように流れる「Believe」にうわーっと感極まりました。TVの映画宣伝で流れ始めた当初から名曲の予感ひしひしだったのが、スケールを増して名曲→ネ申曲へ。シングルの売れ行きが絶好調超だそうですが、そりゃ売れるわ(もちろん健太おにいさんの強力タイアップもあわせて)!大サビに向けての高騰がサクラップで爆発!するあの快感を味わいたくて、あと1回は映画館に足を運ぶかもしれません

*1:これまでに私がイケてる!と思えたのは「ちびまる子ちゃん」くらいかな