りべんじ

アキハバラ@DEEP」、CBCでも放送決定ーーーっオーイェーーーーっっ(ただし7月末から。待てねーっ)。
ご祝儀がわりに第一話・二話の初見感想上げます。内容にちょっとだけ触れるので隠しますー。
テンポ速い。そして手が込んでますねー。クランクアップから世に出すまでに時間を要した訳ですね(映画並み)。
このドラマってとどのつまり、チーム“akihabara@deep”自らの行動録DVD制作過程、という事なのでしょうか?第二話冒頭のやり取りで思った。なら、大根さんブログにある「放送用とDVD用」という記述も頷けるかも。制作段階をOAし、「セルDVD=完成品」という。そして、やたらディテールにこだわってるところも(ヲタってとかく一直線ですよね)。そのごてごてディテールに目がいってしまうけれど、ちょっと離れて見たらお話自体の奥行きは浅い、ってのは否めない…かも。も少し、あちこちにテロップ(伏線)仕掛けとかあるかなーと思ってたけど、私が読み取れてないだけかな?原作に未だ着手できていないため、これが活字ではどう表現されてるんかなー、というのはありました。
とはいえ、まだようやくプロローグ完了(?)で、これから各々の背景とか絡めてくるでしょうし、ディープに突き進んでいく予感満々期待むんむん。池袋西口や木更津よりも猥雑感漂うのは深夜枠ならではで、でも深夜枠においては突出した完成度(いえ、実際には未完成品なのですが)。私の偏見として、深夜番組とくにドラマは(低予算によるところは大きいものの)ゆるくてチープで大雑把なノリがかえっておもしろいというのがあると思うのですが。そう考えるとこのドラマの並々ならぬこだわりっぷり(ヲタクっぷり)って勿体無い、少しでも多くの人の目に留まればいいのになー。そのためにも、広がれ!放送枠!!
そんでもって、“ページ”を演じた人について。雑誌で早くから公開されていたそのいでたち(究極のヲタスタイル)から、「またいつもの悪いクセ*1が…?」とひんやりしていた自分にさらば!!奇っ怪な動きをするちっさい生き物に、初っ端からぎゅーんと惹きつけられましたです。むしろ「か○いい…」とすら呟いてましたです。風間さんの役者としての難点って、とにかく思い込んだら試練の道をド根性一直線のあまり、周囲の作ってる空気から浮いてしまうところだと思ってるんですが(いわゆる北島マヤタイプ、演劇ヲタクですか)。このドラマにおいては、「背景ストーリーの特異性」や「制作チームの特異性(つまり全員一流のヲタク揃い)」などなどにガチャコーンッとはまり込んでる気がします。演技者。でもこれは感じます。つまりはゴールデン向けではない。これは吉と働くのかはたまた逆なのか?

たまに熱くなると、やっぱり収拾つかなくなりますね。とにかく“次回がお楽しみなドラマ”という事でひとまず終わりたいと思います。

*1:「やりすぎ」「オーバーリアクション」