KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合

感想その2。


●ソロメドレーの余韻に浸る間もなく、新曲「ケムリ」。これが!もーのすごーーーくカッコイイ!!です!一列に隊列を成したり、かと思えば中央ステージから散らばりダンスバトルだったり、とにかくダンスダンスダンス。ステージ構成をうまく生かしてケムリワールドを作り上げてたなあ(どんなワールド)。散らばった先の組み合せが村錦/丸安大/横渋で、ここでも楽器隊だわぁぁと壊れかけた記憶が。ちょっと無機質でカツンっぽいカッコよさでした。クララの衣装が片方のみノースリーブ+アームバンド(指抜き長手袋?)で、二の腕惜しまずさらけ出し状態でホントにありがとうございます。次回アルバムに収録必須曲だと思うので(希望)、ぜひあの重低音を最大限に再生して欲しいです!身体の芯からしびれた

●「ケムリ」から唐突に始まる「エイトレンジャー」にズッコケ。レンジャーについては、もうおいしいところ(罪無く笑える、マルマルギャグとか意味不明のフライングとか)のみつまみ食いしてお腹に詰め込んだ、そんな感じです。一度死んでまた(ryというのはファンタジーとして置いといて、要は絆の大切さとかそういうのをテーマにしてると思うのですが。あまりにも冗長過ぎてもう何が何やらです。笑いと感動のメリハリがどんどんなくなってきてるのがツライところ。レンジャー以外が引き締まってて最高なだけに、余計ユルさが目立つんですよね…

●「ヨリミチ」はすごく好きな曲なだけに、レンジャーの事後処理的位置づけが悲しかったです…

●MC後、ユニットコーナーへ。メンバーシャッフルきたっ☆(テンション上昇)。組み合せにしろ楽曲にしろ、そうきたか!っていう新鮮味や意外性は特にありませんでしたが、それだけに3ユニットともハズレなし!のパフォーマンスでした

●やすばの「desire」。すばすばとヤスス(特に唄い方)がこんなにもシンクロするなんて!ヤススはホントに器用なのだなぁ。今回、というか「818」を観て以来、ヤススの多才さには改めて驚かされるばっかりです。ヤススにいっぱい印税をあげてくらさぁい><

●倉亮で「Torn」。タイトルの由来とか曲調とか衣装のチョイスとか、何から何まで「あー、はいはい」と冷静に見てしまった自分…。「女の子はこういうのが好きやねんで?」とほくそえみながらの極めつけがあの絡みダンス、って気がしてしまいキーッ(ハンケチぎりぎり)。でも楽曲自体はステキな感じだし、絡み合うまでは(笑)悔しながら情熱ダンスにぽわんとしたりしたので、要は直球だとひょいっと避けてしまう自分の天の邪鬼さが邪魔しているのでしょう

●ヨコヒナマルで「ホシイモノハ」。これ!ユニ曲の中では一番好きな感じなんですけど!いかんせんシンゴのピアノ伴奏についつい気を取られた(ピアノの発表会を見守る気分)のと、キミくんのお歌がなかなか…(ごにょごにょ)(きっと大阪連戦で疲労Peakだったのさ!)なので、こちらもハラハラしてしかたなかった…。でも歌は心!ソロコンを経て、キミくんのお歌に向かう姿勢が確実に変化したように感じたのはきっと気のせいではないハズ。マルマルにもいっぱい印税を><お車購入の足しにしてくらさぁい><

●続くオロミが…もうホント何と言っていいかわからない位にすごかった。カッコよかった…。ダンスが従来のものからガラリとアレンジを変え、曲調も後半からガラリと変わり。もともとオロミが持っていたコスモ(宇宙)的な荘厳感がより増幅されたように感じました。ここでもヤラっちテイスト満載の振り付け。ヤススとシンゴは得意分野なのか、難なく踊りこなしてるように見えました(ファンクファンク)。後半にかけてのパフォーマンス(俯いてじっと歌を聴いてる感じ)は、何らかのメッセージを含んでいるようなそうでもないような。とにかく単純にカッコイイ…と涙目で呟いてました(両手を組む勢いで)。内きゅんの歌声はやっぱりいいなー。オロミのひんやりとした(イメージとしてはハッカの清涼感)世界観を作り出すには、内きゅんヴォイスの有無が大きく影響すると思う

●自らマイクスタンドを引っさげ外周を隊列組んで回るecoアイドル(ecoの認識間違っていますか)。外周のポイントポイントできっちり「ほんでもって〜」を踊るのが可愛い

●マルマルのソロプレイから始まる楽器隊のセッション。ビヨヨ〜ンと歪んだベース音。素人なのでその技のすごさとかレベルとかは分からないのですが。個人的に、ベース音はテクに頼らないシンプルな響きが好きなのですが、そんなの関係ねーって位、自信たっぷりにプレイするベーシストマルマルが素敵すぎでした

TOKIOコンで密やかに心に灯った「楽器隊の一定期間バンド練習専念→ライブハウスツアー敢行」っていう在りえない夢を、改めて強く願ってみたくなったです

●「DIVE」から始まる怒涛のロック曲攻勢がサイコーっ!「口笛の向こう」は不朽です!みんなでバカになりましょう!

●7人による楽器演奏で「BJ」。重なるハーモニー、シンプルな衣装、広がる照明の光、何もかもが美しかった。前列に弦4人、後列に3人、しっかりと揺るぎない7人が奏でる音色はやさしくて力強くて、ちょっとだけ涙出そうになりました。お歌だけで勝負できるグループってすごい。広いはずの城ホールがギュッと凝縮され、小さなホームグラウンドと感じられるような、ものすごい吸引力でした