ARASHI Marks 2008 Dream-A-live(5月18日)感想1

感想その1。大まかな全体的感想です。




アルバムがテーマ色の強いものに感じたので、「こんな感じで作ってくるかなぁ」とあらかじめイメージしやすく、しかもホントにその通りに事が進んだりしたので(笑)、すんなり入り込めた分サプライズ(えぇぇぇっ!そうくるぅぅ?的な)要素は少なかったかな。あっ、予想よりもずっとずーっとお金がかかってました!そこはサプライズでした!ドームというハコに負けない、いえドームだからこそ映える意味不明な豪華さ(笑)は、KinKiコンを彷彿とさせました。松本様の一声で、こんなにも莫大な資金(お布施)が動くのねぇ…(感慨)。
アルバムのオープニングイメージそのままに、ドーム内は一大テーマパークでまさに“夢の国”と化しました。私は約2年ぶり、今回ご一緒したお友だちは初嵐コンという事で、ほぼ真っさら状態で挑んだ“外野”側の人間ふたりに対して、夢の国はとってもやさしくうっとりするような非現実空間でした。終始ふたりで「かわいい…」「楽しいーっ」ばっかり言ってましたよ…。唐突なeco出現を除けば、テンポよくてメリハリもあって、より幅広い層の人たちに見られる事を視野に入れて練り上げられた“安心のブランド”と胸を張れる内容だったのではないでしょーか。その分、古くから嵐コンを見てきてるファンにとっては、綿菓子のようにふわふわした物足りなさがあるかもしれないですが。
ところどころに「わっ、何だか懐かし感!」と思える演出が挟み込まれてました。明日を迎えに京セラへ来てみたけれど、終わってみれば昨日以前を振り返る時間の方が長かった感じ。私にとって嵐っこはすでに、共に明日を見て歩いていく“戦友”ではなく、昔を振り返りながら懐かしみ遠くから成長を見てしみじみする、そんな存在なんだなあと再確認しました。“外野側”にフェードアウトした事が淋しくて、それが嵐コンから足を遠ざける一因になったりもしたのですが。そんなちっさい自分はもったいない、楽しむが勝ち!とばかりに、しあわせをからだ中に受け止めてきました。心にわだかまりなく(ある意味無責任に)楽しめるのは、外野側の特権です(内側だと、色眼鏡で見てしまったりいろいろめんどくさい事もあるので、ね…)。
それにしても、嵐っこはあいかわらずフレッシュでかわいくて軽やかでありました。ホントに今年で全員25Age超えなのでしょうか?シンジラレナイ!MADの皆さんもかわいかった!嵐コンバックのJrたちは、どうしてああもはちきれんばかりに楽しそうなんでしょーか?で、ゆうちゃんズ(福田、松崎、辰巳、越岡)はやっぱりひときわ抜きん出てました。ジュニアっこのダンスって軸の定まらない危うさが魅力だったりもするんですが、あの4人は針金のように芯が通っていて、どんなに大きな動作でもブレない、そして曲ごとにきちんと物語を作り出せるんですね。ムーディーに色っぽく魅せたり、少しすさんだストリート少年だったり、底抜けに明るい子どものようにはじけたり。映像ではさほど分からなくても、ナマで見たらその差は歴然でした。武者修行の成果ですね!そして小窓(でいいのかな?)もガンバレっ!