内博貴 年末年始Rockな仲間たち大集合!(全体的感想)

内きゅんは本当ーーーーっに美しくて、まるで陶器製人形のようにつるつるピカピカでした。きっと、触れたらひんやりと冷たいんだろうなーとか、そんな事を思いながら心ゆくまで鑑賞(笑)。関ジュっこを春の穏やかな菜の花畑とするなら、内きゅんは真冬に一輪咲いた深紅のバラ。“ピンク”でもなければ“赤”ともちょっと違うかなぁ。キーンと張りつめた孤高の冷たさ。でも、笑う(ゲラ)とほわんと可愛くて、自由な言動で周りを振り回したり(関ジュっこは、大阪6公演だけでも相当MC術を鍛えられたに違いない!)、ちょっとトンチキな思いこみっぷりとか、キラキラぷりっこなお手振りとか、「あー、ヒロキだ☆」と、変わらないやわらかな一面を随所に見る事ができて、安心したりもしたのでした。
歌声はますます深みと透明感を増して、極上のハチミツ(めっちゃ高価な)。甘いーっ、甘いよーっ!!この3年半*1のあいだ渇望していた内きゅんのハニーボイス、空白分をきっちり取り返してお釣りがきました。ごちそうさまでした満腹です!
セットリストは、新曲が2〜3曲あったものの、内きゅん自身がこれまでに関わってきた楽曲が目白押し(しかも振り付けもオリジナルに近かったり!)。とにかく懐かしい!という思いでいっぱいでした。が、それ以上の感情は私の中には芽生えなかった。あらためていい楽曲に恵まれてきたんだなぁ(特にV.WEST曲!たまらん!)と懐かしくふり返っても、過去の鞘に戻る事はできっこないし、かといって未来がどうこうと頭を悩ませて、目の前の楽しいステージを曇らせるなんてもったいない。そう、まさに「昨日よりも明日よりもスキなだけTODAY」とばかりに、リアル現在な大集合コンを満喫しました。
実は始まるまで少し不安だった関ジュっこたちとの共催(これまでさほど接点がなかっただろう事*2と、何より開催までの経緯があまりにヒド過ぎたので)ですが、蓋を開けてみれば全くの杞憂だった!むしろ少しでもハラハラしてた自分に往復ビンタ!です。関西ファミリー(笑)の底力と団結力はやっぱり間違いない(笑)!この冬、何度となく叫んだこのセリフを、あらためて叫びたいと思います!そして、横アリというアウェイ空間を熱く(そしてあたたかく)盛り立ててくれたというキスマイと、確かな技術で支えてくれたQuestion?にも感謝感謝。
3年半“ひとり”だった内きゅんは(多少なりとも)気心知れた仲間たち(大阪では“愉快な仲間たち”に格上げ*3されてました)と一緒にやる事で、そして関ジュっこたちは内きゅんという“圧倒的な支柱”を迎え入れる事で、お互いに補い合い刺激し合いな日々だったのではないかな(だったらいいな)と想像。その結果、本当に楽しいコンサートを届けてくれました。かつて滝翼を2トップに掲げていた頃のジュニアコンのような、ワイワイがやがや感(そして群舞のすばらしさ)だった。なので、内きゅんソロコンというよりはあの頃(01-02年)のジュニアコンという感じでした。今の内きゅんは、果たしてジュニア(関ジュ)括りなのだろーか?


コンサートから帰ってきて、時間が経つにつれて、さすがにお花畑な私でも(特に今後の進退について)それなりに考える事も出てきてます。内きゅんのこれからについて、おおまかに考えられるのは3択(もっと細かくすれば5〜6択くらいありそう)なのだろうけれど…どうだろうなぁ。
ヒロキは良くも悪くも諸刃の剣だと実感したので、ソロよりはグループにおさめる事で刃を丸めたい…というのが個人的願望。「Rockな中間たち」(とりあえずバド濱大千)と組んで新ユニットもありかも?と思ったけれど、実際ステージに並んで立ったのを見たら、下手したらニウスの二の舞(ユニ内で、本人たちの間に根強く残る格差感と分断感)になるかも…とガクブルしてしまったので、これもとりあえず私の中では白紙に。
となると、元のグループに復帰、という事になるのですが。大集合コンをこの目で見終わっても、「8人(7人)の中にいる内きゅん」というイメージがリアルを伴いませんでした。やはり、私の中では時間が経ち過ぎてしまってた。少なくともエイトに関しては、去年(春ツアー)の段階で、“1人”と“7人”という独立した形としてすっぱり踏ん切りがついてたみたいです。何度も言いますが、私はいわゆる「8人担にとってのメモリアルな場面」現場*4にことごとく遭遇し損ねてるので、そういうのを目の当たりにしていたら、もう少し考えも違っていたのかな?仮に元グループへ…という方向になった場合、私はもしかしたら「新エイト(新ニウス)」として新鮮な気持ちで彼らを見る事になるかもしれません。それはそれで面白そう!とワクワクもします。実は「V.WEST再始動!」が私的には一番心躍る展開なのですが、それは今はこっそり胸の中にしまっておいて。まだまだひっそり展開を見守る日々は続きそうです(明日にでも電撃発表!とかあり得るところが怖い)。
いずれにせよ、ヒロキはライブステージ(それもセンター)がすごくよく似合う、というか在るべき場所だと思いました。それは、PZステージに立った姿を見た時よりもいっそう強く。


とりあえず、バド濱大千の5人は、やはり私の中では「行き着くべくして行き着いた!」形でした。何と収まりの良い感じ!やっぱりこれで何とか…お願いしますおじいちゃん。

*1:正確には1234日(ワンツースリーフォー)らしいですが

*2:イトメンバーの中でも低体温系だったので

*3:と本人たちが言ってました。関西感覚

*4:47ツアーの東京ドームとか、最近で言えば大集合コンにエイトメンバーご来場とか