背番号27

ヤクルトの古田選手(監督兼任)が現役引退(そして監督を引責退任→退団)を発表。会見模様を食い入るように見ました。淋しい。高校〜大学のはじめまで一時的とはいえ結構熱苦しく野球にハマってました(もちろん見る側として)。とっかかりは高校野球ですが、プロ野球への道を拓いてくれたのは古田選手でした。言ってみれば当時の“野村ヤクルト”というチームひっくるめて、今思い起こせばミーハーなノリだったなーとは思うのですが(食えない統率者と奔放な選手達、その間でてんやわんやな古田捕手。弱小軍団からのイケイケサクセスストーリーが小気味良かった)。一過性の熱から冷め、近年はほんっとにプロ野球というものに関心が向いてませんが。私の青春(大まじめ)において確かに鮮やかな色を添えるきっかけとなった人が去っていく事で、何かがまた終息を向かえた気がします。大きくはないけれど、心の隅っこに穴が開いてすきま風が吹いてきます。もうこれで、プロ野球に対して思い残す事はないですよ…(大仰な)。