20th Century LIVE TOUR 2008「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」(4月12日1部)

本編内容も多少含む感想です。たった一言だけで私の気持ちを言い表すとしたら、「オイラ、70年代に生まれてよかったよ!!」という事でしょうか。


前回の「SCREAMING」四日市公演でガシッと心を掴まれ、「またツアーがあれば参戦必須!」と青い空に誓ってから5年が経ちました。何にそこまで惹かれたかって、とにかく全編に漂う昭和要素に他ならなかった(当時のMy感想にもしっかり「昭和の歌謡ショー!」と綴られていました…)のですが。今回参戦してみて思ったのは、自分がトニ3人組と“ほぼ同年代”だからこその強烈なツボなのかも、という事です。
何となく、内容の構成に関して最も発言力を持ってるのはイノハラ氏かなーと勝手に予想しているのですが(間違ってたらスミマセン)、だとしたらイノジェネの自分にとってドンピシャなコンサートだったのもうなずけるわけで(何よりもイノハラ氏“自身”が一番楽しめる内容を打ち出してきた、と仮定した場合)。基本的人格は3歳までにほぼ形成される、というのはよく聞きますが、各々の趣味嗜好は12歳少なくとも中学卒業までには根っこの部分が固まってしまうのではないかと思ってます。こと創作物(コンサート構成含め)においては、その創作者(メインで企画する人)自身が中学生までに見聞きしたエンターテイメントが少なからず顔を覗かせてるように見える時があって、そういうのを発見した時は何だかその人の“古いアルバムに隠れた思い出”に触れたようでキュンとしたりします。ええ、もちろん妄想三昧の何ものでもないのですが…。
で、今回のトニコンにもそういうキュンポイントがそこかしこにあって、しかも同ジェネという事でまるで私自身のアルバムをも広げて突きつけられたような…引き続き妄想特急ですみません。そういう感じで、「あー、これこれ!」「うん!わかるわかる!」「えーっ、ユーもそこー?」と、脳内で一人相槌打ちというおかしな状態でした。この楽しみ方は、70年代に生まれて80年代のエンターテイメントに触れて育った者の特権じゃないかなー。じゃあ具体的に「あの演出はあれのオマージュを受けている」とかいうのを列挙できるかというと、出来ないのが私クオリティーなのですが…(とほー)。「ドラゴンボール」ではなく「アラレちゃん」、「ガンダム」や「スターウォーズ」のプラモデル(フィギュアじゃないよ!)がステータスで、TMネットワークの音楽に衝撃を受け(ミスチルはまだ影も形もありません><)、心のアイドルは聖子ちゃん*1に少年隊、そんな世代の3人が作ったコンサートでしたよー、という事です。
何が何だかまとまりつかなくなってしまったので、以下さくっと箇条書きでお茶を濁しますー(逃げ)。


・OPは、ギンギンギラギラ(確か)のメカロボ的衣装で登場だったと思います
・ギンギンギラギラって、割と体のラインが分かってしまう代物だったりするのですが
・スマートに着こなすスレンダーな三十路トリオ(かっこいいっ!)
・こんな素敵な三十路オトコ、ジャニーズ位でしかお見かけしませんっ!
・MADの皆さんも登場(わーいわーい)
・選抜4名のメンバー。幸宏さん、コータローちゃん、かわりょん、TJ
・久しぶりに会えたね!なメンツ。嵐コン不参加の年月=彼らに会えなかった年月って事でしょうか
・5年前も4人体制だったね…HisHだったね…とほんのりほろ苦い思いが
・幸宏さんかわいーっ。遠目(3階席)にワラガイさんっぽく見えました。髪型のせい?(吉田栄作カット/笑)
・コータローちゃん…ホスト………。でも、かつて心配でたまらなかった“儚さ”は影を潜めたように見えました
・かわりょんがすごくはっちゃけてるように見えました(着ぐるみ姿でも何となく彼と分かる程に)。あんなに元気ハツラツな子だったっけ(若返り現象)
・TJの濃度が薄まったように見えた(というか、面白さではかわりょんに負けてた)!大人になったって事なのかな…(淋)。ダンスが綺麗になったなーと、ダンサーとしての上達っぷりもしみじみ感じました(THE☆上から目線)
・「Cool」「Shelter」「Theme of 20th Century」←3大“2008年のこの時代にやってくれて感謝カンゲキ雨嵐”曲
・往年期に比べ6割程度にパワーセーブしてるんだろなーと思わずにはいられないけれど(悲しき三十路)、それでも大感謝祭
・マーくんはともかく、ユーがパワーセーブしてどうするの!と幸宏さんに必死に問いかけたい
・綺麗なんだけど、個人的に「Shelter」は首手足がもげるほどにガッシガッシとやっていただきたいのです
・これは、ダンサー風間版「Shelter」が脳裏の奥深くに刷り込まれているからだと思われます…
・本気で遊ぶ大人は素敵です!「Theme of 20th Century」
トキコンでも感じましたが、盛り上がりを強制されないのってユルイけれど何て居心地よいんだろー(※盛り上がりの強制例:「さわげやぁぁぁぁっ!!!!」)
・確かな基盤と実力があれば、自然発生的に沸き起こるものはあるのだなぁ
・映像から繋がるコント(?)も、押し付けがましくなくていいカンジー
・地球儀を巡る戦い(「急げ若者」)→由緒正しいジャニーズケンカコント
・「わがままDEソーリー」→ジャニコンに演歌(オリジナルですが)というのも、由緒正しいお家芸ですよね
・ああ、80年代ジャニーズの香り…
・「X,T,C,beat」新型マイク!←この辺り、「スターウォーズ」色なんじゃないかと直感的に(ロボット)
・「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」サラリーマンスーツ(約1名ホスト)MADの小芝居がかわいいっ
・「愛のMelody」よみがえるのは2001年Mステ映像…。MADが爽やかにこなしてるよーうわーん
・アンコール。本家「Running to the top」キターっ!と思ったら、サビがいつしか「SAMURAI」に(振り付けも)。そうだそうだそういえば「SAMURAI」初聴時に「めっちゃ既聴感!」あったのを思い出した!それをイヤミなくパロディーとして取り入れるトニさんの懐深さとか揺ぎなさとか茶目っ気とか色んなものにほだされました
・来年もやりたい(と確かに仰ってた)そうなので、もちろん乗り込みたい次第です
・時間切れが迫ったため*2、完全に走り書き状態ですみません

*1:ちょっと世代がズレる?

*2:漫喫より打ってます