ブルーとグリーンの競演

ヤスコとケンジ」第5話、うわーうわーとクッション抱えながら見ました。気恥ずかしさなのか萌えなのか、とにかく次々と押し寄せる感情の高ぶりにぶるぶると身もだえながら。ヤススはやっぱり巧いなあ。まだまだ置物感の抜けきれないクララをそっとリードしてくれているようにさえ見えます(楽器隊びいきによる妄想劇場☆)。私にとって“永遠の少年性の象徴”ともいえるチェックのシャツを2人揃って纏い現れたところで最初のヤマ(@高騰度グラフ)が!ダイエットのおかげでかろうじてまだ高校生に見えるクララに比べ、ヤススはやっぱりもう既に出来上がった24歳青年の身体付きですなあ…(ちっさいけど)。
ヤスコちゃんが「ホントに欲しい写真集はどれ?」と詰め寄るシーンでは「もちろん水着グラビアアイドル写真集だよね!」と勝手にクララの心中を読み取ったり。椿様とミッキーの対決シーンではBGMが「So BAD!」に自動変換されたり(♪どうにもなぁらな〜い(♪どうにもなぁらな〜い))(それはANOTHER)。殴られた椿様の口元から「ええパンチ持ってるやないけ…」という幻聴が聞こえたり(それは∞レンジャー)。エイターならではの屈曲した楽しみ方でニヤニヤしながら180%楽しみ尽くしました。
ヤスクラ共演というだけでも大変な出来事なのに、第5話は椿様“覚醒”という大きなターニングポイント回だったのですね!これまでの椿様があまりにも淡白で乙女心にニブいくせにポイントはちゃっかりしっかり掴んでくるので、「椿様…実は天然小悪魔系…!?(オンナの敵ーっ)」とキリキリしてました。ヤスコちゃんに出会ってから(純に)変化があった、というエリカさんのセリフにも「…えっ、そうっすか?」と思わずハテナが浮かんでしまうほど、椿様は得体の知れない、ちょっと胡散臭い(笑)王子でしたが、第5話にして感情が宿り人間味が生まれた感じ。ヤスコちゃんに惹かれていく過程とか感情表現とか、もう少しゆっくり見たかったなーというクララびいきとしての物足りなさは残るものの、来週からはLOVEに覚醒した椿様の奮闘記が見られそうでめちゃくちゃ楽しみです。ケンジをダシ(踏み台)に使ってヤスコちゃんに接近を試みる、んですよね?(実はストレートにケンジ接近目当てだったらどうしよう)
TV誌か何かで、「松岡君の大きな胸を借りて、その後ろで自由に役柄を遊んでみたい」というような事をクララが言ってた記憶があるのですが、“王子キャラ”とあってはそんな風に遊ぶのもなかなか難しいのかなーと思ってました(むしろ「歌姫」のが生き生きと息づいていたような気さえしてました)。でも、そろそろおもしろく転がっていくかな?という予感。日テレ土9ラブコメという枠だからこその自由度を、とことん利用しまくって欲しいです。