関西Jr.ユニットコンサート in 大阪松竹座2008(10日1部)

Veteran、Little Gangs公演を見てきました。
どこをとってもムダのない、スキのないカンペキな内容だと思いました。完全燃焼だと、本当に言葉って出てこないもの(「大満足だった」「素晴らしかった」程度の言葉で全てが言い表せてしまうから)(だからと言って、長々と感想を打ち込んだあげく未完成のボイズコンがどうこうという訳ではないのです><)。それでも、少しでも今日の感動を残しておきたいので、振り絞れるだけ絞って書き出してみます。ネタバレありです。例によって、また加筆修正していくと思いますが、取り急ぎ。



  • 先日のボイズ3兄弟コンが実質「濱大千with3兄弟その他」コンだとするなら(あくまでも主観です…)、べてギャンコンは「べてギャン3兄弟コン」といった感じでした
  • 今回のユニットコンサート、各ユニットでこのような「蓋を開けてみれば…」という事が起こってるみたいですが、リハ時間の無さをバリエーションによって埋めるという苦肉の策なのかなと思いました(組み合わせを変える事で複数パターンを生み出す、という)
  • 3兄弟連投はちょっとびっくりでした。しかもボイズ3兄弟コンより確実に見せ場が多い!涙雨〜真冬のパンセ(りうたソロ)〜Wild Styleの流れがまた見れたのは嬉しかったです
  • 開演ベルが鳴り、ちびっ子Jr.たちが着替え等を持ってバタバタ走り回りながら「今からいよいよあの!べてらんコンが始まるよ〜」と大騒ぎ
  • スモークに包まれて新生べてらん(くんた含む5人)登場。OP一発目は「Can do!Can go!」。なに!?この“古参ヲタの多さ”を見越した選曲!(一気にヒートアップ!)
  • 他にも、瞳を閉じてとかV.WEST曲とか懐かしのいろはロックver.とか、随所に「自分たち(べてらん)のファン層がどういった人たちか」というのを強く意識しただろう曲たちが組み込まれてました。それがあまりにもドンピシャだし!掴みまくられてるし!(少なくとも私の周囲の方たちは総崩れ状態でした)
  • OPからくんた大号泣。飄々としてるように見えて、彼もいろいろ思うところがあったのでしょう…(ほろり)。最初のミニMCで、当然室兄ィに「僕ね、見てしまったんですよー」と突っ込まれ、またしても涙ボロボロ。兄ィ、「あーっ、泣かしたー」と責め立てられ客席に逆ギレ
  • テンパって、開演前に3回も円陣組んだべてらん
  • 各自ソロは、文ちゃん→「(舞闘冠曲?)」、キク→「離さないで愛」、室兄ィ→「月夜ノ物語」、くんた→「Keep the face」
  • そして、客席の誰もが期待(そして心配)していただろうマーシーソロは……「みんなひとりじゃないのだ!?」きたーっっっっ!!!!そこかっ!!!!イントロからダンス(あの、鼻血を押さえてトントン、みたいなの)、そしてさあ歌い出し…「ひ〜とり〜じゃ〜♪」であっという間に曲終了。「歌わせてやーっ」とキレるマーシー。そ、そんなところまで横山テイスト!!!!どんだけ三馬鹿信者なの!?と
  • リトギャンは「プリン」の場面を再現(丈が冷蔵庫に入れておいたプリンをナパくんがこっそり食べた→丈組VSナパ組のバトル)。これが!すっごくかわいかった!!ちびっ子Jr.含め、みんな達者だから安心して見られるし、ちびっ子ならではの可愛らしさが存分に発揮されてて!あ、ちなみに私の気になるあの子(古賀くん)は本日も出勤でした。働き者っ!
  • 3兄弟メドレーから「お楽しみの演出コーナー(=コント)」へ。舞台は松竹座内なのかな?「3兄弟」「リトギャン」「べてらん」それぞれの楽屋での出来事を再現、という感じ
  • 「3兄弟」楽屋では、3兄弟がコントの練習。でもいまいちオチがおもろないとか、長男が三男にジュースを買ってきても「ありがとう」の言葉がない(次男は「俺の分は!?」とギャンギャン)とか、小競り合いばかり
  • リトギャン楽屋では、マーシーにリトギャン(主に丈)が振りを教えている、が、物覚えの悪いマーシーにみんなキレ気味
  • べてらん楽屋では、くんたへの誕生日サプライズを計画&予行練習中
  • 謎の男ギャングさん(=文ちゃん)登場。ピチピチスパッツにピタTシャツに派手なポシェット、ピンクのはちまき、手には歯ブラシと、完全なる出オチ。警察に追われべてらん楽屋へと逃げ込む
  • 文ちゃんからサプライズ計画は聞いている、任せろというギャングさん
  • くんた、べてらん楽屋へ。兄ィたちがくんたに説教を始める。泣き出すくんた。そこへサプライズのプレゼントを取り出し「お誕生日おめでとー」。カンゲキのくんたにギャングさん「何か言う事あるやろ?」
  • 一方、リトギャン楽屋では、マーシーに教えるのもうイヤやーと大モメ。「誰が教えるか決めようやー」と、リトギャンじゃんけん(かわいすぎてしぬ)で決める事に
  • べてらん楽屋ドアの外で、くんたへの説教を自分の悪口と勘違いし、傷心のマーシー。リトギャン楽屋でも説教され、丈から「シャンとして下さい!僕たちこんなに教えてやってるんだから、何か言う事あるでしょ?」
  • くんたサプライズ計画が成功し、大満足で室兄ィは3兄弟楽屋へ。ひと仕事終えた感じで、次男三男に「雑誌取ってー」「水取ってー」。そのままゴクゴク飲み出す長男に「おいっ!」「こういう時、言う言葉があるやろ!」
  • 3つの楽屋の「ありがとう」の言葉から、そのまま「ありがとう」をみんなで合唱。とても分かりやすくてキレイなオチでした。あまりにもカンペキな流れ。関ジュコント=グダグダというのが多いのですが、まるでエイトのコントを見てるようで「さすがべてらん!」と感動
  • でも、エイトの「ありがとう。」を歌うかと思ったら、スマ兄さん曲でした☆
  • MCはべてらん5人、そしてべてギャンも出てきて順に自己紹介的な
  • 主に回すのはやっぱり兄ィ&文ちゃんかな。くんたが時々茶々を入れる感じ(しかも地声)。なぜか「サザエさん」登場キャラの物真似大会も開催
  • べてらんはコント衣装のままなので、かなり奇妙な光景(兄ィはお手製三兄弟Tシャツ&蛍光パンツ、くんたはシースルータンクトップ&ぴったりめの黒パンツ、文ちゃんはギャングさん)(マーシーとキクは普通)
  • クラソロコンで披露したべてらん和太鼓→「誘う」。このダンスがすごく好きなので、一年ぶりに見る事ができて大感激
  • ラスト挨拶。室兄ィは「こうしてべてらんとしてやる事ができて本当に嬉しい…」と声が詰まって大泣き。ありがとうございましたーっと叫んだマーシーの目にも光るものが。くんたの目にはもう涙はありませんでした。キクは最後まで涼しい顔を崩さず「追加公演が出来たのは皆さんのおかげです」と言ってたかな?文ちゃんは「またこういう形で皆さんの前に立てるよう頑張ります!」的な事を言ってたと思います。大事なところなのに、兄ィの号泣で記憶が飛んでしまった私…
  • 本編ラストは「鼓動」。これは全ユニット共通なのでしょうか?(あと、ヒットメドレーも)
  • アンコールは「Beautiful未来へ」。締めにこれ(希望溢れる歌)を持ってくるべてらんが憎らしすぎる(※構成:べてらん、というのを前提で)
  • とにかく内容盛り沢山であっという間に時間は過ぎてしまいました。歌・ダンスの演出もコントもMCも、ムダや中だるみが一切なくて、彼らが一気に駆け抜けたのを私も全力で追いかけたので、後に残ったのは心地よい疲労感です。このべてらんの巧さは、やっぱり伊達に年季を重ねたわけじゃない!と思いました。
  • べてらんとしてコンサートができた事、みんな本当に嬉しいんだ!というのが伝わってきました。5人体制、くんたというかわいい弟分(身体も態度もデッカいけど!)が出来た事で、べてらんとしてのバランスがすごく良くなった気がします。長身が2人に増えたという見た目的にもですが、新しい風を取り込む事で活気が生まれたような(笑)。昔からの気心知れた仲間同士(4人)だからこその安定感は抜群でも、時に現状に満足しきった“なあなあ感”も否めなかったので
  • くんた、確かに「(べてらんとして)やらせてもらえて嬉しい」と言っていた…ような気がします(幻聴かもしれない…)。ボイズコンでも思いましたが、くんたとりうたにとって、この冬の人事異動は結果として良かったのではないかな、と。2人にとっても、そしてボイズやべてらんにとっても。ユニコンが開幕する前、正直心配や不安は尽きなかったのですが、実際自分の目で見て(といっても2種だけですが)、最も懸念された2人に対してこんな風に思えたのが、一番の収穫かもしれません。そして、変動の荒波をも乗りこなしてより最高のものを作り上げてきた関ジュっこたちの底力に改めて乾杯!!
  • そして今日、新たにリトギャンの可愛らしさにメロメロになったわけで…。これまで、見るべきものが多すぎてちびっ子たちはどうしても後回しになってきてたのですが、ちっさいながらも彼らもさすがプロのエンターテイナーだった…!こうなると、案の定バドコンも平成西コンも見たかった!!というところに行き着いてしまうわけで。梅芸での全員集合がますます楽しみで仕方ないです
  • 最後に、ボイズコン(7日)に比べて、室家の三男(まさや)が飛躍的に巧くなってました!ダンスもキャラの見せ方も(お歌はよくわからないけれど)!立ち居振る舞いも何だか堂々としてきてて、大物の予感。そして、古賀くんなんですが、ほんと笑顔が崩れない、キラースマイルの持ち主。俺コン状態。風間さんといい田口さまといい桐やんといい、私はこの手のタイプが気になる傾向みたいです。で、古賀くんも確実にダンスが上達してきてるーっ(喜)。凱旋コンで目に飛び込んできた時は、ダンスは正直「…」で(上半身の動きに下半身が追いついてない感じ)、ボイズコンでもまだまだムダな動きが多いなー(技術の未熟さを動きでカバーしようとしてる感じ)と思ったのですが、今日見た限りではそのムダも少し消えてきてるように感じました。身体が出来上がってきたら、どんなダンスを見せてくれるんだろう。どちらも、2〜3年後が楽しみな存在です(この思考、キケンだ…)