47ツアー

三重公演に参戦して思った事など。


2ndアルバムがヒジョーに楽しみになったわけです!
まず、各ソロ曲が想像以上のクオリティーで嬉しい誤算!ホールver.では現在のところ、1部・2部でソロ&昴番怒の組み合せが違っています(つまり2パターンの構成が存在する)。仕方ない事ではあるのですが…。幸い私は両パターン見る事ができたのでそのうえで言いますと、錦戸・村上ソロが特にスキだ!錦戸ソロというか錦戸バンド=亮たんをガッチリサポートする楽器隊、という構図に惹かれたのかもしれない!シンゴソロはダンサンブル(イェーッ!)でちょっと不思議な感じのメロディーだったような…いやシンゴの歌声がワンダーランドって事か……(そう!皆さまお歌はナマで体張ってたのであります!オトコマエ!)。もちろん他メンバーのもそれぞれに持ち味が生かされ(既存曲のパターンを引き継ぐきらいはありますけど、今回はそれもよしかなと)、相当にお腹いっぱい。
途中ひといき休憩の意味で、スクリーンにアルバム宣伝CM(これから全国CDショップ店頭等で流すものだそう)を流すのですが。こ・れ・がまた!!コスプレで小芝居するエイトさん(初回盤特典DVD仕様)よりむしろ小刻みに流れる収録曲達が!何これKAT-TUNアルバム!!??とカンチガイする位にかっこよかったのです!かかかか金が音作りに反映されてるるる!!??ライブ会場ならではの臨場感で、実際の音源を手にしたら印象は変わってくるかもしれないんですけども。それでも私は「次のアルバム、攻めて来るな!」と感じずにはいられませんでした。「感謝=∞」はベル・エポック集大成的、「FTO」は模索・挑戦・抑圧等々ががんじがらめに働き混迷のまま小さくまとめてしまった、と私は勝手に捉えてまして。期待が膨らみすぎてたとか7人体制への葛藤とか色々な要因はあっても、やっぱり「FTO」は私的に今一歩残念な形でした。でも「大脱走」はひょっとしたらやってくれるかもしれない。引っ張り上げて新しい場所へ押し出してくれるかもしれない。現在、披露されてるアルバム曲はソロ・シングル除いて3曲。残り6曲がどんな事になってるのか。期待しますよ?しちゃいますよ?


2ndアルバムと連動しての今ツアーですが、この2つだけではなくもっともっとありとあらゆるものを巻き込んでの壮大なプロジェクトの存在を予感させます。京セラドームで47都道府県ツアーの発表があった瞬間、私は喜びと同時にあまりのスケールの大きさに鳥肌が立ったのですが(公演終了後、スクリーンに会場名がドーッと流れた時の興奮は忘れられない)。あれだけの数の会場を、5ヶ月間というコンパクトな期間にうまーく収まるようおさえ調整するのは、いかに天下のJ事務所とはいえ並大抵の労力ではないハズです。しかもこの動きが事前に漏れる事は一切なかった(少なくとも私の知る限りでは)。この情報漏えい時代に(笑)。それだけ信頼のおける関係者がガッチリ固めてるって事なのかなーと。事務所をはじめ、各えらいさん、マスコミ、地方会場関係者etc…、手を組んで堀を固めてやぐらを築いて、揃ってこの“お祭”プロジェクトを楽しんでいるような気がします(写真集発売もそうですけど、関西番組での密着具合とか雑誌特集記事とか、お仕事以上の熱気を感じるのは私が当事者側だから?)。かつて1008人+α(一部関係者)でスクラム組んでワイワイやってた空間から飛び出して、蒔き続けてきた種(人脈)は芽を吹いて四方八方に茎を伸ばし始めた。日本全国を丸め込んでグルにしようと。それが2007年のエイトさんなのか。


三重公演感想のハズがえらく飛躍(妄想ワールドへ)してしまってますね…。
壮大プロジェクト規模の割に、コンサートの内容はうま〜くきれ〜いにまとまってた印象。関ジュコン(カオス)を見た直後なので余計にそう思うのかも。悪く言えばすっかりパターン化してるというか、サプライズ要素がないんですよねぇ(やっぱりエイトレンジャーを組み込むと限界があるのか)。私個人としては、そろそろ「ギャッ!そうきたか!こりゃ一本取られた!」という奇想天外なものが見てみたいです(笑)。
とはいえ、メンバー一人ひとりは何だかとても大きく逞しく見えました。えっ単純に身体的増量…?いえいえいえいえ(いやでも確かにむっちり数名さらに全体的に日曜日のお父さん的なにおいが…)、そこはやっぱり個々の技量UPの賜物でしょ!ソロやコンビ分けでのお仕事が多くなったこの頃ですが、得たものを持ち寄って集まってこねくり合わせてパーンっ!と爆発。あーこういうのを楽しめるのがグループの醍醐味!グループっていいなーと思ったのでした。